ハイエナでもリセット狙いでも、いざホールに行ってみたら「打てそうな台が複数ある」っていうシチュエーション、意外とありますよね。
しかもどれも打てそうとなると、最初にどれを選ぶかでその日の期待値は大きく変わることも。
今回は、そんな「複数台空いてるときの台選びの優先順位」について、僕なりの考えを書いていきます。
全部打てるなら「機械割」で選ぶ
まず大前提として、空いている台を全部打てるなら、「機械割が高い順」で打つのが基本です。
例えば、
天井狙いで600Gハマり機械割106%期待値1500円と、ゾーン狙い機械割110%期待値500円
全部打てるという条件で順番をつけるときに見るべきは機械割のみです。
ちなみに機械割とは、投入したメダルに対してどれだけメダルの払い出しがあったか?というものなので、例で挙げた、2台に100枚メダルを投入したとすると
106%のほうは106枚の払い出し、110%のほうは110枚の払い出しということになります。
この判断はブレることがない、いわば“王道”の選び方ですね。
1台しか打てないなら「期待値額」を優先
でも、実際の稼働って「その中の1台しか打てない」ってケースのほうが多いですよね。
このときは「期待値額」が優先です。
例えば、期待値800円の台と1,200円の台が両方空いてたとして、「どちらかしか打てない」なら1,200円のほうを取るのが正解。
期待値ってのは積めば積むほど勝てるわけで、1回の稼働チャンスに対して“どれだけ多く積めるか”が超重要なんですよね。
ライバルの動き次第で優先順位を変えるのもアリ

ただし、ここで重要になってくるのが「ライバル状況の把握」です。
たとえば、1,200円の台って実は誰も打たないクセ台だったりする場合、その台は後回しにしても取れる可能性が高い。
逆に800円の台がすぐ取られそうな台だったら、先にそっちを打って、後で高期待値台を拾うってルートもあり。
「この人はこの台触らないな」とか「この台はここ最近放置されてるな」とか、ライバルの癖を把握している人ほど、優先順位をうまく組み立てられます。
台の“荒さ”は判断材料にしない

たまに「こっちの台は荒いから…」って言って避ける人もいますが、個人的には「荒さ」は一切考慮しません。
荒れるのは当然。短期ではブレることなんていくらでもあります。
でも、長期で期待値通りに収束していくのがパチスロ。だからこそ、ブレる部分に感情を持ち込まず、期待値ベースで淡々と選ぶのが一番だと思っています。
最後に:自分の判断は「期待値の最大化」に沿っているか?
結局のところ、「期待値の最大化ができているか?」が、判断の軸になります。
それは機械割だったり、期待値額だったり、ライバル状況を含めた“取られるリスク”までを踏まえたもの。
答えはいつも一つじゃないからこそ、そのときの状況に応じて柔軟に判断できることが大事です。
自分が「なぜこの台から行くのか?」「なぜこの台を後回しにするのか?」に理由を持てるようになれば、それだけで立ち回りの質はグッと上がるはずです。
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